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第5回「脱炭素コミュニケーター養成認定研修会」を開催

~運輸・生活分野の脱炭素を“現場で伝える力”へ。EVトラックと充電インフラの最新事例も共有~
自販連東京都支部と地球温暖化防止全国ネットは2025年11月20日、JAF東京支部で「第5回脱炭素コミュニケーター養成認定研修会」を開催した。
環境省(関東地方環境事務所)、国土交通省(関東運輸局)、東京都環境公社の後援のもと、都内販売店や関係事業者の担当者が参加。前半は参加者が班に分かれ「2050カーボンニュートラルゲーム」に挑戦し、排出削減と経済成長のトレードオフ、自治体・企業・生活者の合意形成の難しさをシミュレーションで体感した。後半は有識者講義として、環境省の国民運動「デコ活」、国交省の運輸部門の脱炭素施策、東京都のTOKYO H2プロジェクトとZEV普及補助のポイント、全国ネットによる気候変動の基礎解説が行われ、制度と最新トレンドを整理。理解度確認の認定テストを実施した。
事例発表では、いすゞ自動車首都圏がエルフEVの試乗・実証結果を示し、静粛性や加速性能など利点と、航続距離・充電時間・車両価格といった課題を共有。ユビ電はマンションで自宅充電を実現する「WeCharge」を紹介し、全区画設置や理事会合意の支援、住民向け試乗会連携によるEVシフト促進の成果を報告。最後にグループごとの振り返りと発表を行い、各自が職場や地域で何を伝え、どう行動を促すかを言語化。業界横断のネットワーク拡大にもつながった。
自販連東京都支部は今後も研修を継続し、脱炭素推進と人材育成を加速させていく。
脱炭素コミュニケーターはカーボンニュートラルとZEV普及を現場で担う人材の育成を目的とする。
受講者は顧客に寄り添いながら脱炭素社会やカーボンニュートラル、地球温暖化防止重要性を伝える事でZEVの普及を推進、経済と脱炭素の両立させる重要性を学んだ。






